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心霊写真 信じる信じない? ~大半の心霊写真は信じない。その理由は・・・

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心霊写真って信じますか?

巷にあふれる心霊写真について、私の意見を述べてみようと思います。

心霊写真というと、夏の季語(笑)に近いくらい、夏場になると話題に上りますが、その真偽となると、いかがわしいと思っています。

ただし、全てではないですよ。

そうですね、目にする写真の9割以上はいかがわしいと思っています。

 

雑誌「ムー」を愛読する「ムー民」にとっては、1年を通じて目にしているのですが、そこで思ったことがあります。

 

私が心霊写真の9割以上がいかがわしいと思っている理由

◇ピンボケ写真が多い

雑誌などに紹介されている心霊写真を見ていて思ったのですけれど、ピンぼけ写真が大半を占めていると思いませんか?

 

何故ピンボケなのでしょう。

 

理由は二つあると思います。

一つは、ピンボケなので、いかようにも見ることができる。

言われてみるとそう見えるってやつです。

かなりのこじつけ。

 

そしてもう一つは加工しやすい。

ピンボケですからね、加工しやすいです。

バッチと終点があっていれば、加工したことがばれやすい。

 

◇何故そんな場所写したの?

これも多いと思いませんか?

例えば、廃墟ツアーに参加したのならまだしも、夜中の公衆トイレの隅だとか、夜の公園だとか、普通偶然でも撮らないでしょ、て場所の写真多いですよね。

これは作為が強く感じられます。

 

◇それ、心霊写真じゃないでしょう

光の帯とか、反射とか、カメラレンズの具合で偶然不思議な光景が映ってしまうことってありますよね。

それを無理やり専門家が心霊写真として解説してしまう。

どう見ても心霊写真に見えないんですけど、というものもあります。

私が写したこんな写真でも、心霊写真として解説しちゃうんじゃないでしょうか。

 

心霊写真が話題に上る理由

◇身近に起こる心霊現象としてみてしまう

心霊写真って、頻繁に話題に上りますよね。

学校なんかでも

「おばあちゃんの昔のアルバム見てたんだけど、これって心霊写真じゃない?」

なんて、セピア色に退職し、部分的に破損した写真持ってきてみんなに見せてる子がいた経験ってありません?

 

心霊写真って、最も身近な心霊現象としてみてしまう人が多いのではないでしょうか。

それだけ皆さんが、守護霊だとか、霊魂の存在を意識しているんですよね。

見てみたい、自分も体験者になってみたいとどこかで思っているのですよね。

 

◇カメラがあれば私にも取れるかも

最近は、スマホのカメラも高性能。

誰でも写真が取れて、すぐにみることができ、拡散もできる。

誰にでもチャンスはあるのです。

 

◇話題になったら私もスター

一回でも心霊写真らしきものを撮影してSNSで拡散したら人気者。

一度は撮ってみたいよねぇ。

 

本当に心霊現象って信じない?

おそらく、ほとんどの写真が心霊現象以外で説明がつくと思うのです。

 

もともと人間は闇を怖がる動物です。

その本能とリンクして、闇に対する恐怖を垣間見たいという興味を誰もが持っている。

闇には異次元の世界があると感じているのではないでしょうか。

 

様々な自然現象(最近は科学的な現象も含まれるのかな)で、自分自身で理解できない事象が起こったりすると、心霊現象と考えてしまう、いや考えたいのではないでしょうか。

だから心霊写真は人気があるのだと思います。

 

でも、霊の存在は信じています

1割くらいは本当だと信じています

でも、心霊写真の中には本物が含まれていると信じています。

なぜなら、霊の存在を信じているから。

 

なぜかというと、霊が見える人が身近に何人かいる。

 

そうなんです。

見える人は、自分が見えていることをあまり口に出しません。

でも、

  • 常に自分の祖母の姿が見えている人
  • 決断する時に、守護霊がアドバイスしてくれる人
  • 普通にアウトドアで落ち武者などの例が見える人
  • 神社仏閣巡りをしてるうちに見えるようになった人

 

私の回りにも何人もいるのです。

皆さん、ごくごく普通に生活している方々です。

これだけの方々が冗談を言ったり、また異常とは思うことができません。

たまたま私に見る力がないだけではないか、とまじめに思います。

 

知り合いのスピリチュアルカウンセラーからのアドバイス

ちょっとしたコツをつかめば、だれでも霊とコンタクトが取れるようになるそうです。

しかし、幽霊とコンタクトをしてはいけないともいわれました。

ネガティブなエネルギー、波長をもっているからだそうです。

 

そんなこともありますし、心霊写真に対しては、あまり興味を持たないほうが良いのかもしれません。

特に幽霊に関係することについては、絶対に興味本位で動いてはいけない。

できれば避けましょう。

キャンプにナイフは必要なのか  ~使ったことないけど、欲しいよね

 

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ナイフは男子にとって魅力的アイテム

ナイフって男性には魅力的ですよね。

世の中にはコレクターもたくさんいます。

でも、普通に所持したり持ち歩いたりしていると、アブナイ人と思われてしまいます。

持つことには、家族や回りにしっかりと理解してもらうことが必要であると思います。

 

私が初めて本格的なナイフを購入したのは、ファミリーキャンプを始めた約30年ほど前でした。

お小遣いを貯めて購入したナイフは、鹿の角でグリップ部分ができている、少し高級なもので、持っているだけでうれしくなったものです。

 

もちろんこのナイフはアウトドアで使いために購入したもの、キャンプや釣り、軽登山には必ず持っていきました。

 

キャンプでナイフの出番はある?

 私がキャンプでナイフを使ったことはほぼゼロ。

 

キャンプでの調理には包丁が登場します。

一度、ナイフを使いましたが、不便不便。

やっぱり普段使い慣れている包丁が便利。

それに、子供たちにナイフは危なすぎる。

 

普段、私たちが野生の獣と遭遇し、身を守るために使うなどとは、夢にまた夢。

 

何のために腰につけているのか、よくわからない。

 

私のナイフのその後は

そして月日は流れ、ファミリーキャンプもいかなくなり、久しぶりに取り出したナイフには少しだけ錆が。

包丁の砥石で研いだのですが、何せ素人。

ナイフは全く切れなくなってしまいました。

 

その後、ほとんど使われることのなかったこのナイフは屋根裏の物置で行方不明となってしまいました。

 

それ以降、この年齢になるまでナイフとは無縁(カッターナイフは除く)の生活を送っておりました。

 

ソロキャンプを始めたい、それにはナイフが不可欠・・・?

久しぶりにキャンプに行きたくなりました。

それもソロキャンプ。

道具は・・・

 

ソロテントとテーブル、ランタン、バーナーがあれば、あとは昔の道具が使えそうです。

 

ランタンは、LEDのクラシックランタンを購入しました。

来年に向けて、少しづつそろえていこうと思います。

 

そして、頭に浮かんだのはナイフです。

 

ナイフが欲しいなぁ。

 

でも、使うのだろうか・・・・

 

お父さんの妄想キャンプ  ~やっぱりナイフはキャンプの必需品~

 真夏のギラギラした太陽が、やっと西の空に沈もうとしている。

騒がしいアブラゼミやミンミンゼミどもの鳴き声に、ヒグラシの寂し気なカナカナという鳴き声が混じり始めた。

 

厚い一日だった。

日中、カメラを持ってキャンプ場の回りの沢や森の中を歩こうと思ったが、早々にギブアップして、木陰で本を読んでいた。

 

柔らかな風が木々の葉を揺らす。

不思議なことだが、本を読んでいても腹は減る。

 

本を閉じて夕食だ。

 

ソロキャンプに凝った料理は必要ない。

普段より少し高級なバーボンウィスキーとつまみがあればいい。

 

コッフェルにバーボンに注ぐ、今回はKNOB CREEKを持ってきた。

まず一口。

バーボンが心地よく喉を焼く。

良い香りが鼻に抜ける。

 

クーラーボックスから、キャンプ場に来る途中で購入したハム、アイスバイン(骨付き肉)を取り出す。

 

そしてブルーチーズ。

 

アイスバインは一人分にしては少し大ぶりだ。

 

野菜はって?

 

野暮なことは聞くんじゃない、せっかくのソロキャンプだ。

一日ぐらい好きなものを好きなように食わせてくれ。

 

俺はゆっくりとナイフでアイスバインの骨を持ち、肉をナイフで切り落とす。

もちろんフォークや箸なんて使わない。

ナイフで肉片を刺し直接口へ。

 

美味い。ほのかにスモークの香りも。

これがバーボンウィスキーと絶妙なハーモニーを作り出す。

 

ブルーチーズもいいじゃないか。

まったりと下に絡みつくチーズを、これまたバーボンで胃に流し込む。

 

あー、胃がアルコールで温まってきた。

 

いつしか空は藍色に染まり、星が木々の間から瞬いているのが見える。

 

心地よい酔いが体をめぐる。



グルルルル

 

その時、背後の林の中で鳴き声がきこえた。

ムササビだ!

 

めったにお目にかかれない動物だ。

 

おっ、

 

視界の片隅を、座布団のようなものが滑空する。

素晴らしい珍客だ。

 

ソロキャンプの夜、自然は俺に素敵なプレゼントを与えてくれた。



勝手に頭の中でソロキャンプを楽しみました

アイスバインから肉を切り落とすために、会社帰りにモンベルストアでナイフを購入。

手ごろな オピネルのステンレスナイフ、フランス製です。

初心者ようによく進められるナイフ。 

はやくこのナイフの出番が来ないかなぁ。

デビューはキャンプではなく、休日の午後、家飲みで使うことは間違いなしだと思うのですが。

 

でも、ナイフが机の上に転がっているだけで嬉しいですね。

 

でもでも、私は危ない人ではありませんからね!

二岡神社 ~静岡県御殿場市にあるパワースポット、超心霊スポットとして知られる神社

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二岡神社に行ってきました

週末、二日ともよく晴れました。

散歩がてらに二岡神社へ。

私、この神社とはあまり縁がなかったのか、今回は二度目の参拝です。

 

二岡神社は静岡県御殿場市東田中にある、静岡県東部地区では最も古いとされる神社です。

 

二の岡地区は、戦前アメリカ村と言われており、日本に住むアメリカ人の避暑地としても知られていました。

 

そんな場所にある神社、なんとパワースポットとしてだけではなく、心霊スポットとしても有名な神社なんです。

 

何か起こりそうな神社

東名高速道路御殿場インターチェンジから箱根方面に歩いて10分もないでしょうか。

 

広大な境内は、太い杉の木が林立しており、参道は昼間でも薄暗い。

でも、自然に囲まれ、鳥や虫の声が絶える事のない空間です。

 

この環境を、心癒される空間と感じるか、何か起こりそうな空間と感じるかは参拝した人次第だと思います。

 

まずは鳥居。

その奥に灯篭が立ち並んでいます。

 

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杉木立に覆われているため、薄暗い参道です。

 

御殿場市は標高400メートルほど。

参道では涼しい(肌寒い)風を体に感じます。

 

その参道を登って右に曲がると神社が。

 

社務所もなく、ひっそりとしたたたずまい。

でも。上を見上げるとぽっかりと青空が。

 

なんだかとても不思議な雰囲気を醸し出しています。

 

手水舎の龍も威厳を感じます。

 

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これは、室町時代に寄贈された灯篭。

こんな灯篭がさりげなくたたずんでいる。 

私的には不思議です。

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TV、CM、映画の撮影地としても有名

二岡神社は、ロケでもよく使われる神社としても有名です。

 

黒澤明監督の「七人の侍」(黒澤監督の別荘が御殿場にあったことも知られていますよね)。

北野武監督の「座頭市」、その他「JIN」等々。

auのCMでも使われています。

ということは、心霊スポットだったらこのようなことは無いと思うんですが・・・

 

夏はヒメホタルが見られることでも知られています。

 

やっぱり他の神社と違う雰囲気

歴史の古さから言っても、人の少なさから言っても、境内の静けさから言っても、他の有名な神社とは違う雰囲気を持った神社には間違いありません。

 

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御殿場市は、富士山玄関口としても有名ですし、アウトレットもあります。

 

また、旧秩父宮邸、岸元総理大臣の私邸(現在は羊羹の虎屋のカフェ)、管理釣り場発祥の地、東山湖、御殿場高原ビールと、楽しめる場所が沢山あります。

また、岸朝子絶賛の、二の岡ハム(アメリカ村のアメリカ人が伝承した、スモークがきつめのウィスキーに最適のハム、休日は観光バスが押し掛けるので、並ぶこと覚悟)、所ジョージの歌にも歌われる馬刺しなど、おいしいものも沢山!

 

お立ち寄りの際は、ぜひ二岡神社にも。

(*地名は二の岡、神社は二岡です)

立冬 一気に寒くなってきた

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11月8日、暦の上では冬が始まります。

すでに北海道からは雪の話題が。

紅葉もピークを過ぎ、地面には落ち葉が積もっています。

 

それにしても、最近は1年が過ぎ去るのが早く感じてしまいます。

人間、歳をとると時の過ぎるのが早く感じるようになるといわれていますが、身をもって実感している今日この頃。

紅葉の写真を撮りに行かなきゃなんて思っていたら、もう遅い。

来年まで待たなきゃ・・・

思い立ったら直ぐに動かないと、人生終わっちゃうよなぁ。

 

6月からむちうち症のリハビリで、運動があまりできない状態が続いています。

医師からは、まだジョギングや山登りは禁止。

ウォーキングはOKと言われています。

でも、半年近くたちますし、自分的には頸椎の痛みはだいぶ解消されてきたので、そろそろスロージョグなら大丈夫じゃないかなと考えています。

でもまずは、ウォーキングの距離を延ばしてゆこうかと。

 

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休日の午後、カメラを持ってウォーキング。

風が冷たいなぁ。

そして、日も短くなってきて、太陽はすでに西の空に。

猫じゃらしが銀色に光っている。

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木に絡まるツタ(?)の葉が真っ赤だ。

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家に着くころには、太陽が沈みかけている。

ススキの穂が夕日を浴びてなびいている。

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家に帰ったら、暑いお風呂に入って、鍋でも食べたいな。

山の力 ~自然にいい加減に向かい合うと大変なことになる【短編小説】

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晩秋の森は夕暮れを向かえていた。

空は藍色を濃くし始めている。

気温も下がり、濡れた衣服から急激に体温を奪い始めた。

 

私は今年デビューしたばかりの新米猟師だ。

とは言っても、免許を取ったばかりのという意味で。

 

都会暮らしの私にとって、猟師は大自然と触れ合い、食とじかに向き合う憧れの職業だった。

 

きっかけは、亡くなった祖父母の家を父親が引き継いだことにある。

長野の山奥にある家、土間の広いがっしりしたつくりの家だ。

父親も高校生までこの家で育ったのだ。

 

しかし、山奥のため、今は過疎化が進んでおり、住人も数えるほどだ。

 

こんな場所の家を父親が引き継いだが、移住するわけでもなく、放置されていたため、アウトドア好きの私が休日に別荘代わりに利用することにした。

 

祖父母の孫ということもあり、山村の住人は快く受け入れてくれた。

 

そして、私は山村生活を充実させるために狩猟免許を取得したのだ。

まだ銃を所有していない。

罠猟から始めるつもりなのだ。

 

山村の60代以上の男は、大半が狩猟免許を持っていた。

 

冬は狩猟生活で、森や田畑を荒らすシカやイノシシを捕獲し、生活の足し(もしかすると赤字)にしている。

何よりも、肉は貴重なタンパク源なのだ。

 

30代の私が狩猟免許を取得したことを、村人は喜んでくれた。

 

「まずは山を知ることだ。狩猟期間が始まるまで、可能な限り山に入って獣を感じることが大切だ。どこを通り、どこで食べて、どこで糞をして・・・。、まずはそこからだ」

 

地元のベテラン猟師の言葉に従い、この山村の家にいるときは、雨天も気にせず山に入った。

 

GPS機能のついたスマホやタブレットは強い味方だった。

これさえあれば迷うことはない。

活動記録もデータ化できた。

 

その日、いつもの休日通り私は一人で山に入った。

 

獣道を探し、藪を漕ぎながら進むのも慣れたものだと自画自賛していた。

 

いつもより奥まで進んだ。

そして、小さな沢を渡ろうとした。

と、その時、不覚にも沢の中の浮石を踏んでしまい、水の中に落ちてしまった。

小さな沢なので大したことはなかったが、服が濡れ、スマホとタブレットは使えなくなってしまったのだ。

 

私はいまどこにいるのか?

 

今まで機材に頼って山に入っていた私は、途方に暮れた。

安全に帰れる自信がないのだ。

元来た道を戻れるだろうか?

いや、藪の中をGPSを見ながら進んでいたので、周りの景色を明確に頭に叩き込んでいたわけではない。

どうする、どうする。

 

そうだ、沢伝いに山を下りて行こう。

 

水量のあまりない沢は、ひざ下まで入るだけで進むことができた。

 

機材が役に立たなくなるだけで、耐えられないくらいに心細い。

 

普段は何とも思わない鳥の声や、藪がガサガサ音を立てるだけで心臓がちじみ上がる。

何が猟師だ。

自分が情けなくなる。

 

もう1時間ほど沢を下っただろうか。

まだ私の記憶にある景色には出会えない。

 

その時、左側の笹薮が大きな音を立てて揺れた。

心臓が破裂しそうだ。

何かが沢に向かって降りてくる。

 

私は緊張のあまり身動きできず、身体がこわばってゆくのを感じた。

 

笹薮が大きく揺れ、姿を現したのはイノシシだった。

大きさは、私の膝丈くらいか。

相手も私を見て驚いた様子だ。

 

日も暗くなってきた。

イノシシの背中に白い線が見える。

ウリ坊だ、まだ子供だ。

しかし、牙が夕闇の中白く不気味に光る。

 

そういえば、猟師が言っていた。

「イノシシは子供だと言って油断するな。その牙で膝を突かれるぞ」

 

私は沢の中を、じりじりとあとずさりした。

 

ウリ坊はじっとこちらを見つめている。

 

5メートルほど後退ったとき、再び笹薮が大きく揺れた。

 

親がいるのか?

 

頭の中がパニックになる。

 

そのままゆっくりとゆっくりとあとずさり。

しかし、目はウリ坊と揺れる笹薮しか見えない。

耳は笹薮のざわめきしか聞こえない。

のどがへばりつき、呼吸が荒くなる。

 

何メートルあとずさりしただろうか、不意に視界から小さくなったウリ坊が消え、

身体が宙に舞った。

 

そして水の中へ。

 

ザブン、ボコボコという水音と、冷たい水温で意識が戻った。

 

沢は小さな滝となって川に流れ落ちていたようで、私はその川に落ちたのだ。

 

水深はさほどなく、足が水底についた。

 

何とか川岸までたどり着くと、集落の明かりが目に入った。

 

見覚えある風景だ。

 

どうやら、私は山の中をぐるりと回り、自分の家があるの集落の近くに戻ってきて、近くを流れる川に落ちたらしい。

 

そこに流れ落ちている小さな滝というと・・・

私の家の間近ではないか。

 

こんな無様な姿を村人に見せるわけにはいかない。

幸いに、すでに日は暮れている。

私は急いで我が家に戻った。

 

風呂に入って一息ついた。

ようやく落ち着いて今日一日を振り返った。

 

私は自然を甘く見すぎていたようだ。

確かに文明の利器は便利だ。

しかし、それに頼って立ち向かえるほど自然は甘くなかった。

 

自然に向き合う自分の気持ちがいい加減だったので、山の神様にお灸を据えられたのかもしれない。

 

これで猟師をあきらめるのか?

 

いやだ。

もっと、自然に溶け込んで、ここで、自分の祖父母の土地で生活してみたいと真剣に感じたのであった。

 

明日は山の神様に挨拶に行くことにしよう。