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ショートショート・短編小説

ショートショート、短編小説を掲載しています。 文字数1000字~4000字ほど。 ジャンルは様々です。

超高齢化社会とロボットスーツ 【ショートショート・短編小説】

この前、「お父さんは何歳まで働き続けるのか」という記事を書きました。 その時にふと頭をよぎったことを、ショート・ショートとして書いてみました。 お読みいただければ。 www.enjoylife-masa.com 「超高齢化社会とロボットスーツ」 僕の勤務する老人介護…

【ショートショート・短編小説】「怖くてたまらない」

「怖くてたまらない」 友は病院のベッドに目を閉じて横たわっていた。 その姿は見るからにやつれていた。 様々な医療を、最高の医療を施したのだが、彼は病魔に打ち勝つ事は出来なかった。 彼の短すぎる人生の幕が下りるのは、時間の問題であることに疑いは…

【ショートショート・短編小説】 「黒猫と僕の不思議な関係」

はじめに 10月に投稿した短編小説「幸せを呼ぶ猫」を修正しました。 タイトルは「黒猫と僕の不思議な関係」 短編小説なので、タイトルで結末が分かる事を避けたのです。 主人公も「俺」から「僕」へ。 イメージを柔らかくしたかったのです。 文字数も約170…

5秒ルールの悲劇 【ショートショート 短編小説】

「5秒ルールの悲劇」 今までの僕の人生は、不完全燃焼そのものだった。やらなければならないこと、やろうと思っていたことは沢山あった。でも、もう少し、もう少し経ったら動こうと先延ばしにする癖があり、結局はやらずじまい。 先延ばしにする口実を考えつ…

ショートショートと短編小説は違うのか? 自分なりにその違いを考えてみたのだけれど、要は書き手がどう思うかではないのかな。

ショートショートと短編小説は違うのか 最近小説めいたものを書き始めて思った疑問 ショートショート 短編小説 自分の解釈 長さだけではなく、内容についても区別されている? もともとショートショートの発祥はアメリカ 結局は自分で判断すべきだと 最近小…

お父さん安住の地を見つける  ~中年お父さんはなぜアウトドアにのめり込んでいったのか 【ショートショート 短編小説】

お父さんは居場所がなかった。 10年前に35年ローンで購入した、3LDKの狭いマンション。 妻と娘二人の家族四人。 子供が大きく成れば、必然的にお父さんの居場所がなくなる。 「俺だって居場所が欲しい」 子供は娘二人だから、いずれは巣立つだろう。 そ…

豪雨 ~非現実世界を流し去る【短編小説】

風雨が次第に強くなってきた。 屋根として使っている ブルーシートがバタバタと大きな音を立ててはためいている。 もはや屋根の役目ははたしていない。 ビニールの半透明のカッパを身に付けているが、もちろん俺は全身ずぶぬれである。 今朝方 NPO だと名乗…

イノシシの思い ~猟で捕まったウリ坊の思いは・・・日本人は食べ物に対する感謝を忘れてしまった?【短編小説】

「イノシシの思い」 僕の右足がガクンと引っ張られ、鈍い痛みが走った。 お母さんや兄弟たちが、立ち止まって僕を見ている。 早く家族のところに追いつかなくちゃ。 でも、焦れば焦るほど右足の痛みは強くなる。 引っ張られて前に進めない。 「どうしたんだ…

山の力 ~自然にいい加減に向かい合うと大変なことになる【短編小説】

晩秋の森は夕暮れを向かえていた。 空は藍色を濃くし始めている。 気温も下がり、濡れた衣服から急激に体温を奪い始めた。 私は今年デビューしたばかりの新米猟師だ。 とは言っても、免許を取ったばかりのという意味で。 都会暮らしの私にとって、猟師は大自…

どなたを選ぶの? 人生最大のピンチを迎えた彼女の選択は・・・【短編小説】

私は人生最大のピンチに直面していた。今まですべてがうまくいっていた私の人生の中で、最大のピンチ。どうやって切り抜ける? 私は美人、それも自他共に認める美貌の持ち主。 原宿や渋谷でスカウトされたことも何回か経験しているの。この美貌は私に常に幸…

リセット ~地球の意思は失敗を繰り返してしまったのか?【短編小説】

「まただ、また失敗してしまった」 地球の「意思」がそうつぶやいた。 地球の「意思」は深く落胆してしまったのだ。 それも、再び・・・ 北の指導者は妄想と現実の区別がつかなくなっていた。 自分の権力は絶対的であると信じて疑わないのだ。 彼は、この地…

何をしているんですか?  【短編小説】

俺は新しいカメラを手に入れ、喜び勇んで撮影に出かけた。 富士山麓の森の中で、苔を撮影しようと思ったのである。 新しいカメラは、マクロレンズ顕微鏡モードが売りである。 趣味の苔の撮影には最高のカメラだと思っている。 目的の場所に到着し、車を停め…

幸福を呼ぶ猫 【短編小説】

俺は、就職して今まで15年間、毎回欠かさず同じ数字でロト6を買い続けている。 もちろん1000円しか当たったことは無いのだが、これだけ長く買い続けていると、この行為は人生の一部となり、買わないわけにはいかなくなってしまっている。 そして、土曜日。 5…

お父さんだって恋愛したい 【短編小説】

お父さんは孤独だった。 子供たちはすでに成人して巣立っていった。 カルチャースクールや様々なサークル活動に精を出しているお母さんとは、今はもうほとんど会話がない。 仕事一筋だったお父さんには、心を許し話し合える相手がいなかった。 そしてお父さ…

「あおり運転は求愛行動」 【短編小説】

私はどうしても結婚したかった。 しかし、私には結婚に対して大きな障害がある。 一つ目は、私が歳をとっている事。 二つ目は、私のスタイルがこの時代には受け入れられないこと。 三つ目は、男性の絶対数が少ないことだ。 でも、私は結婚をあきらめたくなか…

いつもの風景 【短編小説】

俺はまた今朝も自分の気持ちと戦っていた。 起きて会社に行くか、このままベッドの中で寝てしまうか。 俺は会社が嫌いである。 仕事なんか大っ嫌いだ。 だから、毎朝起きる時間が近づくと憂鬱になってしまう。 会社に行きたくない行きたくない。 すでにカー…

「せんべいを食べたい」この感情に支配された3日間(短編小説)

その感情は突然湧き上がってきた。 水曜日、仕事を終えて会社を出た時だった。 外は蒸し暑かった。 こんな時は、キンキンに冷えたビールが飲みたくなるものだが、その日、お父さんの頭の中に湧き上がった感情は 「せんべいが食べたい」 であった。 その感情…