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セブンイレブンの「さばの塩焼き」にお父さんはモノ申す!

記事の内容

 

お父さんは「さば」が好きである

世のシニア世代のお父さんのほとんどは「さば」が好き・・なはずだ。

  • 絞めさば、
  • さばの味噌煮
  • さばの塩焼き

お昼、定食屋で出てくる「さば」の塩焼きやみそ煮

夕暮れ、居酒屋で出てくる絞めさば

 

昼食に、酒の肴に、リーズナブルな価格の「さば」は外すことのできない青物魚の強打者なのである。

 

特に油の乗った、丸々と太った「さばの塩焼き」に出会った時の嬉しさと言ったら、言葉に表せない。

 

さらに、お父さんの週末の昼飲みには「さばの缶詰」は「ほていのやきとり缶詰」と並んで定番の肴なのである

 

缶詰のふたををパカンと開け、器に移す。

そのまま食べてもよし、温めるのもよし、鰹節やチューブショウガを添えるもよし。

手軽でおいしい。

さば缶の場合、骨も柔らかくそのまま食べられる。

 

さらにさば缶は栄養豊富で、カルシウム、ビタミンD、DHA、EPAが含まれており、お酒を飲みながら

  • 骨に良い
  • 脳に良い
  • 肥満予防

なんと、健康面の増進活動も同時に行うことが出来るのである(酒飲みの自己弁護)



セブンイレブンの「さばの塩焼き」が最高に美味い?

ところで、である。

ネット上では、セブンイレブンの「さばの塩焼き」が最高に美味い、という記事を多く目にするようになった。

 

「さば」好きのお父さんに撮って、捨ててはおけない。

さっそく終末の午後、プロ野球中継が始まる前にセブンイレブンに出かけて「さばの塩焼き」と、漬物などの食材を仕入れてきた。

 

パックの端を少し開け、レンジで50秒。

アツアツの「さばの塩焼き」がパックから現れた。

雰囲気を出すために皿に移す。

うん、良いではないか。

こんな簡単に「さばの塩焼き」が食べられるなんて。

 

ウィスキーと氷、炭酸水も準備してテレビの前に。

「さばの塩焼き」という、本来ならば手のかかる料理が簡単に出来て、今目の前の皿に乗っている。

午後のプロ野球中継に余裕で間に合った。

 

ウィスキーハイボールをグビリと一口。

そして早速「さばの塩焼き」に箸を入れる。

 

柔らかい。

 

さば独特の香りが鼻をつく。

美味そうだ。 

しかし、箸はさばの身に入ると、そのまま皿に。

 

ん?

 

骨がない。

 

身を一切れ口に。

 

美味い、確かに美味い。

でも、骨はどこにもない。

まるで、「さば」のテリーヌ。

 

これは果たして「さばの塩焼き」なのだろうか?

お父さんは考えた。

これは「さばの塩焼き」と言えるのだろうか。 

本来の「さばの塩焼き」の美味さとは、

焦げた皮の下に隠されているプリプリの身。

それを箸で取り口に入れる。

噛むと脂がじんわりと口の中に広がる。

 

腹の周辺には内臓を守るための骨が。

この部分は特に油が乗っている

骨を箸で丁寧に取り除く手間ももどかしく口に入れる。

その後、身と骨を舌の上で転がし、脂ののった身の感触を楽しみつつ骨を取り出す。

骨があるが故の味わいである。

 

そして最後に骨の間に挟まった身、これが美味い。

反対に裏返すと、焦げ目の付いた薄い身が背骨に張り付いている

これをこそげ取って口に入れる。

香ばしい、また違ったおいしさである。

さばの塩焼きは、一度に3っつのおいしさが楽しめるのである。

 

それが、セブンイレブンの「さばの塩焼き」は一つのおいしさしかない。

なんだか物足りない。

 

魚の切り身はどうなった?

そういえば、学校給食で魚の切り身が出され、骨が入っていると保護者から危ないというクレームが来ると昔聞いたことがある。

その影響で、骨のない魚の切り身が出回るようになったとか。

 

子供たちは、サバやマグロなどの名前と姿を切り身で覚え、実際の姿が分からない子も多いという。

 

これで良いのだろうか。

お父さんは考えてしまった。

 

骨のない魚は、確かに便利でおいしい。 

でも、本来の色々な部位のおいしさを味わえない。

 

箸文化の衰退を憂う

日本は箸文化の国でもある。

 

箸は、このような手間のかかる料理を上手に食べることが出来るのである。

箸を器用に扱うことが出来るのは日本人だけである。

 

和食が世界的に注目される中、なんだか箸についてはあまり語られてはいない。

箸があっての和食、和食のおいしさを味わうためには、箸を上手に扱うことが必要なのである。

 

箸を上手に扱うことが出来ない日本人が増えている。

箸がなくとも食べることが出来る日本の食生活に問題があるのではないか。

 

箸文化が、和食文化が、なんだか形骸化して、遠くに行ってしまう気がするお父さんなのであった。