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【ファストファッション業界】今後はザラとユニクロの2強時代? でも、その陰にある問題点も考えよう

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 ファストファッションって?

「早くて安い」ファストフードになぞらえて、2000年代半ば頃から呼ばれるようになった。

2009年新語・流行語大賞のトップテンにも。

ファストファッション (fast fashion) は、最新の流行を採り入れながら低価格に抑えた衣料品を、短いサイクルで世界的に大量生産・販売するファッションブランドやその業態。

最先端の流行をいち早く取り入れ、低価格で提供される衣料品のこと。

商品の移り変わりが早いため、顧客を飽きさせずに何度も店に足を運んでもらえる。

また顧客のニーズにも素早く対応できるのも特長。

2015年までの10年で、日本国内では外資系のファストファッションの店舗数が倍になっており、日本人の着ている衣料品の45%が安価な衣類という状況になっている。

 

 

売上高業界順位(2018年)

第1位 ザラ (ZARA):スペイン

第2位 H&M:スウェーデン

第3位 ユニクロ:日本

第4位 GAP:アメリカ

 

◇ザラ (ZARA)

ファッション性に優れた服を手ごろな価格で提供。

 

子供服から婦人服・紳士服まで幅広く展開する。

 

200人以上のデザイナーが1シーズンに3万以上のモデルをデザインしている。

企画・デザインから製造・販売までを自社で担い、卸売業者を介さないことで、コストダウンや在庫管理の円滑化、消費者ニーズへの素早い対応などを可能にした。

 

1998年に日本第1号店を渋谷に開店

 

◇H&M(エイチ・アンド・エム)

低価格かつファッション性のある衣料品を扱う。

 

世界で約100名いる同社のデザイナーが、各年10回の世界旅行を行い、旅行先で受けたインスピレーションをもとに、次々とデザインをすることで、毎日のように新製品を投入する商法を成り立たせている

 

2008年9月に日本1号店が東京都中央区・銀座中央通りに出店

 

◇株式会社ユニクロ

「UNIQLO(ユニクロ)」の店・ブランド名で、実用(カジュアル)衣料品の生産販売を一括して展開する。

 

基本的には、過度に個性のないデザインの商品が多い。

 

製造小売業への転換後、良品質のカジュアル衣料を低価格で提供する路線を進めてきた事もあり衣料品としての完成度は高く評価されている部分がある。

 

アマチュアスポーツを中心としたスポーツ支援を行っていることでも知られる。

2009年8月:プロ車いすテニス選手の国枝慎吾と所属契約

2011年1月:プロテニス選手の錦織圭と5年間のスポンサー契約

2012年:プロテニス選手のノバク・ジョコビッチ(セルビア共和国)とアンバサダー契約

2013年:プロゴルファーのアダム・スコットにユニフォームの提供

2018年7月:テニスのロジャー・フェデラーと10年3億ドルで契約[69]。

 

◇ギャップ(GAP) 

アメリカの最大の衣料品の小売店の一つ。

自ら製品を企画し、自社製品として委託生産させ、自らのチェーン店で販売する製造小売業。

 

 GAPの名前の由来は“ジェネレーション・ギャップ”

 

1995年に第一号店を東京の数寄屋橋阪急内に開店。

 

ファストファッションブームに翳りが その原因

H&M銀座店が2018年7月、10年に閉店。

H&Mはじめ閉店や撤退を決めたブランドと、ZARAやユニクロなど増収増益を続けるブランドで明暗が分かれている。

ファストファッション業界衰退の原因

ふだん何気なく着ている服が、途上国の環境や貧困問題とつながってる。

 

手頃な価格でお洒落を楽しめるとされる一方で、中国やベトナム、バングラデシュ、他の発展途上国など、衣類の生産を受け持つ発展途上国の工場では、低賃金や劣悪な労働環境で働く人々がいる。

 

また、生産性に重点をおいているために、環境汚染な関する問題が大きくなっている。

 

日本では考えられないことだが、ショップで働く従業員の人権問題も。

 

広告などでも人種差別問題が取り上げられたことも。

 

このようなことがメディアで取り上げられ、ファストファッション業界は悪しき大量消費社会の象徴と批判されたり、世界的な経済格差拡大と貧困層増大で、衣類を買おうと思っても金がなく、安価なファストファッションの衣類しか選択肢がない現状に対する批判なども出始めている。

 

ファストファッション業界は、今後ザラとユニクロの2強に?

人種問題、環境問題等、ファストファッション業界は様々な問題に対し、解決のための取り組みを行っている。

 

そのような中で、独自の流通経路を持つザラは、柔軟にこのような問題に対応することが出来る。

 

また、ユニクロは、他のファッション起業と異なる路線を選択。

 

今後、ファストファッション業界はザラとユニクロの2強時代となるのではないか。

 

◇対照的な2社の営業展開

・流行

ザラでは2週間単位で新商品が投入され、店頭には常に新しい商品が並べられている。

 

生産拠点はスペイン、ポルトガル、中華人民共和国、インド、トルコに分散しており、生産された商品はいったんスペインの物流センターに集められた後、ヨーロッパの国に対しては24時間以内に、アメリカ・アジアの国に対しては48時間以内に届けることができる。

 

ユニクロの衣料は、大量生産する事により低価格を実現している。

そのため、常にファッション性を追い求める事は無く、無難なファッションとなっている。

 

・品質

ザラの製品に関しては、品質よりもファッション性を重視している。

 

ユニクロは反対に、品質を重視。

 

全く相異なる戦略でシェアを伸ばしている2社である。

 

私たちは、安価な衣料を何も考えずに購入し続けている

『The True Cost』によると、毎年約800億アイテムもの衣服が世界中で購入されており、これは10年前の4倍以上の数となっている。

 

逆に、それだけの衣料が捨てられているということになる。

もう一度、自分のクローゼットや洋服ダンスの中身を考えてみる必要があるのではないか?

 

日本に暮らす我々は、人種問題や劣悪な労働環境、自然破壊に関して、直接見聞きする機会が少ない。

 

しかし、ファッション業界の裏側には、世界のどこかで今もそのような問題に直面していることを考えなければならない。