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豚コレラの脅威 ~ただ事ではない。日本の生態系に影響を及ぼすのではないかと考えてしまう。

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豚コレラの脅威

豚コレラが猛威をふるっています。

豚コレラに感染したイノシシ(死体)が発見されるケースは全国に広まっており、日本国内で封じ込めを行うのは難しそうです。

 

そこで、豚コレラについて調べてみました。

 

豚コレラ(CSF)とは

豚コレラ(とんコレラ、英: classical swine fever、CSF、hog cholera)は、フラビウイルス科ペスチウイルス属によるブタのウイルス性疾病であり、症状はコレラとは異なる。

ブタ及びイノシシに特有の病気であり、ヒトには感染することはない

 

名称類似の感染症に、アスファウイルス科Asfavirus属アフリカ豚コレラウイルスが原因とされている「アフリカ豚コレラ(英: African swine fever、ASF)」がある。しかし、本項の豚コレラとは、まったく別の病気である。

 

最近、アフリカ豚コレラの中国での感染がニュースになりました。日本に入ってこないことを願います。

何故かって?

今、日本で猛威を振るっている豚コレラも中国から入ってきたからです。

 

豚コレラウイルスはしぶとい

豚コレラウイルスがタンパク質に富む環境下においては燻製や塩蔵により不活化されることはなく、冷蔵で 約3ヶ月・冷凍で4 年超にわたり活性を保つことがあります。

また、加熱による不活化には温度のわずかな差にも影響される故に、37℃に加熱した肉で1-2週間、50℃で3日間は生存するという結果があります。

そのために加熱処理の有効温度(肉なら中心温度)は70℃で30分以上あるいは 80℃では3分以上と定義されています。

 

豚コレラは豚やイノシシに感染する病気で、高熱や食欲不振などの症状を引き起こします。

そして感染力が強く致死率も高い。

身体接触や食品を介して主に伝染しますが、人には感染しません。

 

感染が発見された場合は、発生農場の豚を全頭殺処分するのが基本対策となります。

 

豚コレラの歴史

豚コレラの感染が日本で最初に確認されたのは、1887年。

その後、一部で流行もあったが、養豚業界の取り組みと努力によって1993年以降、豚コレラの発生はなかった。

 

そして日本は2007年に豚コレラのウイルスを完璧に封じ込めることに成功したと宣言し、2015年には国際機関のOIE(国際獣疫事務局)から「清浄国」と認められた。

 

それが26年ぶりの発生。

どうして今、感染が起きたのだろう。

これを突き止めることが、今後の防疫対策に欠かせない。

 

どうして日本に入ってきたのか

病気が発生している国からの家畜や畜産物自体は輸入されませんし、動物検疫所でも検査されるので、そこから漏れた形で持ち込まれたと考えられます。

例えば、外国人観光客や、日本から海外に出て帰国した人が、ハムやソーセージなど、生きたウイルスが残った加工食品を持ち込んだことなどが感染原因となった可能性があります

 

今回発見されたウイルスは、欧州や、中国などのアジアで検出されているもので、国内では初のタイプ。

農水省は「加熱が不十分な豚肉製品を観光客が持ち込み、それが捨てられて、野生イノシシが食べたことが感染ルートとして考えられる」との見方を示しています。

 

家畜伝染病予防法では、十分に加熱されていない豚肉食品の日本国内への持ち込みは禁じられていますが、飛行機での手荷物を全て調べるわけにはいかないため、税関などをすり抜けてしまうのが現実です。

 

昨年の間に全国の空港や港で没収された肉製品のうち、半数の約50トンは中国からの旅客によるものであるとのことです。


今回は、最初に豚コレラが発生したのは岐阜県となっています。

岐阜県に空港はありませんが、県内で働く中国人を、その家族や友人が中部国際空港経由で訪れ、その際に感染源の食品が持ち込まれたのではないか、というのが業界の定説になっています。

 

人の食べ残しをイノシシが食べて…

 

1例目が発生した農場の近くにはバーベキュー場があり、そこで捨てられた食べ残しの肉を野生イノシシが食べて、感染したとみています。

現に、1例目が発覚する前から、岐阜では野生イノシシの感染が確認されていました。

 

豚コレラの抗体ワクチンは存在するが、養豚農家にかかるコスト面の負担が大きいこともあり、日本国内では2006年4月から使用を中止している。また、ワクチンを家畜豚に投与した場合、獣疫に関する国際組織である国際獣疫事務局(OIE)が定める「清浄国」の認定を外れるため、豚肉の輸出に影響が出る可能性がある。

 

農水省としては、殺処分と囲い込みによる拡大防止で収束させ、ワクチン投与は避けたい考えだ。

 

豚コレラに感染した豚肉を食べても大丈夫?

『コレラ』という名前がついているので、心配する人もいると思いますが、仮に感染した豚の肉や、ソーセージなどの加工品を食べても健康に影響はありません。

犬や猫にもうつりません。

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 「じゃあ、なんで殺処分するの?」

という疑問。

感染した豚を殺処分せずに流通させてしまうと、豚を運ぶトラックなどを介してウイルスが次々と広まり、豚コレラの感染に歯止めがかからなくなってしまからです。

 

イノシシはどうなってしまうのか?

豚コレラに感染し、死亡したイノシシの発見件数は、日を追うごとに増え、地域も広がっています。

しかしながら、人目に付くのはごくわずかで、実際はもっと多くのイノシシが豚コレラに感染していることは容易に想像がつきます。

こと、野生のイノシシに関しては、効果的な予防策がないため、最悪の場合死滅してしまうのではないかと私は考えてしまうのです。

 

近年は、里山や人里にまでイノシシが出没し、被害もふてていますが、イノシシはイノシシで日本の生態系の一角を占める動物です。

数が極端に減ったり、死滅すれば何らかの弊害が自然界に起こることは避けられません。

 

そういえば、イノシシの天敵は、今は猟師ですが、昔はさらにニホンオオカミという存在もいました。

その、ニホンオオカミを滅ぼしたのは、狂犬病だともいわれています。

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歴史は繰り返さなければよいのですが・・・

そのような心配をしているのは私だけでしょうか?