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魚たちの底力に感銘を受けた ~台風19号が過ぎ去った多摩川のその後

2019年10月6日に発生した台風19号は、12日に日本に上陸。

各地で記録的豪雨となり、甚大な被害をもたらした。

 

通勤途中で見る多摩川も、濁流が一部で堤防を超え、東京、神奈川両県に記録的被害が。

 

多摩川は、河川敷に公園、グラウンド、ゴルフコースなどがあり、散歩には最高の場所ですが、今回の増水で見るも無残な姿。

茶色く濁った川の水も、元の色に戻るのに2週間近くを要しました。

 

河川敷はまだまだ悲惨な爪痕が残っています。

川の生態系は壊滅的なダメージを受けたのだろうなと、憂いておりました。

そんな11月のある日、多摩川の堤防にある遊歩道を歩いていると、川に沢山のシラサギの姿が

懸命に餌である魚をついばんでいます。

「あれっ? もう魚たちは戻ってきているのかな?」

ものすごい濁流だったのに、川の生き物たちは大丈夫だったのでしょうか。

そこで、増水時に魚達はどうしているのか調べてみました。

🔹増水時、魚たちは流れの緩やかな場所に避難している

濁流と化した川でも、流れの緩やかな場所は存在するそうです

障害物に濁流がぶつかった場合、部分的にそのような場所が出来るのだとか。

例えば

  • 橋脚
  • 大きな石
  • 増水して水没した木

 

🔹増水して水没した草むら

これは私も経験があります。

沢が増水して、普段は岸辺の草むらが水没していたところを見たら、ヤマメが沢山避難していました。

 

子供のころ、増水した小川の岸辺の草むらを、たもでガサガサやってすくうと、小魚やドジョウが沢山とれたのも覚えています。

 

水が引いてしまうと、水たまりに川に戻れなかった魚たちが沢山見ることが出来るそうです。

これら取り残されてしまった魚たちは、他の野生動物たちの貴重な食料になるようです。

 

🔹流れ込んでいる支流に逃げ込む

これも釣り人はよく知っています。

増水時だけではなく、本流の水温が上がってきたりすると、水温の低い沢などにアユが非難することも知られています。

確か、「土用隠れ」といったと思いますが。

 

その他にも、堰堤や護岸工事された堤の下などは、けっこうえぐれていて、普段でも小魚が沢山潜んでいます。

このような場所も、増水時の魚の避難場所となるのでしょう。

 

しかし、完全にコンクリートで整備されてしまった川ではこのような場所が無くなってしまっているため、普段でも魚は住むことはできません。

 

🔹それでも流されてしまう魚たちは沢山いるのでしょうね。

泳ぐ力が強い魚たちは、河口の汽水域で何とかとどまり、頃合いを見計らって遡上して行くそうです。

 

でも、泳ぐのが不得手な魚たち(フナや鯉など)は、海水域まで流されてしまうと死んでしまい、浜辺にうちあげられてしまった姿が見られることもあるようです。

 

濁流の中、災難が通り過ぎるのをじっと待っている魚たち、辛いだろうな。

泥の細かい粒子がエラなどに付着し、かなり苦しいはずです。

それでも、魚たち野生の底力、凄いなぁ。