ログイン 気ままにエンジョイライフ・ドットコム

ブロガー、アフィリエイター、フォトグラファー、マルチクリエイター目指して楽しく生きる!

イノシシって実はあまりよく知られていない野生動物 ~害獣? 野生動物は皆生態系の中での役割を持っている

イノシシという動物は、調べれば調べるほどわからない動物なのですね。

 

f:id:masaogasan:20191115224854j:plain

日本の生態系において、イノシシの役割は?

少し前のブログで、

かつて(昭和初期)において、日本の自然の生態系のトップはニホンオオカミと猟師であった。

と書いたことがありました。

www.enjoylife-masa.com

すでに、ニホンオオカミは100年近くその姿が確認されておらず、絶滅したと考えられています(私は信じたくない)。

また、猟師も圧倒的に少なくなり、高齢化が問題。

 

そんな現代において、本州の生態系のトップに立つのはツキノワグマ、北海道ではヒグマでしょう。

 

ではイノシシは?

 

不明なのです。

調べたのですが、生態系の中の位置づけ、そして役割も不明。

 

そんな馬鹿な・・・

 

イノシシの生態が謎なわけ

イノシシは個体数が少ないわけでもありません。

害獣として、農作物からイノシシの被害を守るために農家も行政も必死になっています。

 

しかし、イタチごっこ。

 

イノシシは非常に賢い動物として知られており、人間の様々な知恵で防御策を講じても、すぐに慣れてしまうそうです。

 

そんな農業の敵とされているイノシシですが、研究をする方が圧倒的に少ないのだそうです。

 

それに、ちょっと笑ってしまう理由なのですが、生態調査に欠かせない発信機を取り付けにくい体系をしている。

生態調査の調査は捕獲しての発信器による行動追跡ですが、ブタと同じで麻酔管理が難しく、首のくびれがないため首輪型の発信器の装着には苦労が絶えないそうです。

 

最近、センサーカメラの飛躍的な普及によってその行動が垣間見られるようになってきて、この問題は解決されているようですが、未だわからないことだらけだそうです。

 

だから、人里に出没して農作物を食い荒らす一面しか知られず、単に害獣として片付けられてしまう。

なんだか少しかわいそうな気がしませんか?

 

イノシシの数

イノシシの捕獲数は年々増加していますが、生息数については、最終的に50万頭にまで抑えたいと環境省は言っています。

 

この生息数って、確かなのかな?

 

イノシシが農業害獣であり、農家の敵といわれています。

 

でも自然生態系の中ではどうなのでしょうか。

 

増えすぎれば害獣といわれますが、現在、その環境を作ってしまったのは私たち人間ではないでしょうか。

 

わかってきたイノシシの行動

農家の天敵のイノシシですが、自然界においては彼らも自然を守っているのです。

 

森の中の木を倒し、土を耕し・・・

 

山の中で、イノシシは木を倒し根っこを掘り返します。

そして、倒れて朽ち果てた気をほじくり返してそこに巣くう虫や菌などを食べます。

そのことにより、倒れた木の分解が早く進み、土にかえります。

 

植物が繁殖できるようにバランスをとる役割をイノシシは行っているのではないでしょうか。

 

森の中でイノシシが頑張って木を倒し、土をほじくり、ドングリを食べ・・・

そうすればするほど森は豊かに育つのです。

そうして森の新陳代謝を早める役割をしているのです。

 

生態系のバランスを守ることが大事

自然界において、不要な生き物は存在しません。

皆、何かの役割を担っている。

 

ただ、現代社会のイノシシやシカのように、生息数が増えると問題を引き起こします。

何故そのバランスが崩れてしまったかを真剣に考え、対策を打つ必要があります。

 

でも、それがあまりにも人間本位に考えてしまっているように感じてなりません。

 

人間の領域に侵入してくれば害獣扱いになってしまう。

 

増えてしまった動物たちには何の罪もないのですがね。

 

ここで、イノシシやシカがいなくなると、また別の問題が発生することでしょう。

f:id:masaogasan:20191126174735j:plain

いま、イノシシのことで気になっているのは「豚コレラ」です

養豚業界に大きなダメージを与えている「豚コレラ」、それを媒介するのが野生のイノシシです。

野生のイノシシの死体が見つかり、分析すると「豚コレラウィルス」。

 

普通、野生動物はその死体が見つかるような場所では死にません。

それが見つかるということは、相当数が自然界でなくなっているといえるのではないでしょうか。

 

そのウイルスは、中国から人の手によって不法に持ち込まれたのではないかといわれています。

 

イノシシにとってはいい迷惑です!

 

でも、過去にも病原菌で絶滅(?)した野生動物がいます。

ニホンオオカミです。

 

イノシシもニホンオオカミと同じ運命をたどらなければよいのですが。

 

今は害獣呼ばわりされていますが、数が激減すれば、今度は「絶滅危惧種」になり大切に扱われる。

人間は本当に身勝手です。

 

負けるなイノシシ!