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お父さんが2019年を振り返る。 働き方改革って?

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早いもので今年ももうすぐ終わりである。

 

会社のデスクで、お父さんは腕を組んで目を閉じた。

決して眠っているわけではない。

あっという間に過ぎ去った今年を振り返っているのである。

 

2019年、良い年だったのだろうか悪い年だったのだろうか・・・

 

今年は働き方改革の年であった。

 

年頭に、会社から有給休暇強制取得のお達しが出た。

最低でも年間5日間の有給を消化しなければならなくなったからだ。

こまめに有給休暇を消化しているお父さんにとっては問題ない話であるのだが、同年代(シニア世代)の中には全く休暇を取らない猛者も何人かいた。

おまけに週末、プライベートで楽しむことががないのか、出社までしてくるのだ。

今年からついにそのようなことはできなくなった。

人事部の監視が厳しくなったのだ。

ある意味当たり前なのかもしれないが。

 

そして、定時で帰る社員が増えてきた。

良いことである。

意味もなく会社に残っていると、人事部からチェックされるのである。

これには喜んでいる若手社員が多かった。

定時で帰ろうとして、先輩社員や上司から嫌味を言われることがなくなったのである。

 

半面、管理職は帰宅後も携帯のメールを確認する習慣ができてしまった。

家にいても心休まらないのである。

 

取引先では、ノートパソコンの携帯が義務付けられ、帰宅後にスカイプで会議をすることもあるとか。

これでは真逆の働き方改悪ではないか。

ネット社会の発達も良し悪しである。

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人生100年、定年延長の年でもあった。

 

少し前までは60歳定年であった。

しかし今、お父さんの会社の定年は65歳である。

給与体系は60歳を過ぎると変わるのだが、希望すれば65歳まで働ける。

 

しかし、これも考え物である。

 

60歳を過ぎると役職定年。

給料は減額、そして今までの部下が上司になるのである。

先輩社員を見ていると、仕事の質は変わっていない。

むしろストレスは増しているようにも見える。

 

何歳まで働かなければいけないのだろうか?

居場所のない家庭にいるよりまし、と寂しそうに笑う先輩も何人かいる。

 

おまけに、健康寿命が延びてきているから、70歳まで働けるとか、いや死ぬまで働けとか・・・。

喜んでいるのは政府と奥さんだけである。

 

そういえば、取引先外資系企業のエリアマネージャーは50歳でセミリタイアして母国のオーストラリアに戻った。

エリアマネージャーから、一工場の購買担当になったそうだ。

そして1年働いたのちに完全に隠居するつもりだと言っていた。

もう働きたくない、好きなことをやるんだと。

なんでも、自分で小さなワイナリーを作るのだそうだ。

土地は準備できている。

ワインはもちろん自分で飲むための。

彼に言われた。

「日本人は働きすぎだ。どうして60歳過ぎても働くんだ、そんな国はどこにもないぞ」

彼曰く、60歳からの15年間は、最後に自分に与えられる事由になる時間、なのだそうだ。

なるほど、そうかもしれない。

でも、日本じゃ働かなくては食べていけない。

そんな国なのだ。

 

平成に入ってから、日本は気が付かないうちに世界から遅れをとってしまっていた。

今では、先進国では最も給料の安い国になってしまったそうである。

アメリカでは年収1400万円は低所得者だとか。

信じられない話である。

 

アジア諸国の大学生は、卒業して日本で働くというと

「そんな給料の安い国に行くことはない」

と反対されるそうだ。

 

100円均一ショップも、アジアの他の国では150円、200円と金額がアップする。

日本の貨幣は弱くなる一方なのだ。

 

令和元年がもうじき終わる。

令和は日本にとって、お父さんにとって明るい時代となるのであろうか。

 

お父さんにはわからない。

ただ、深いため息だけが出るのであった。