創作の森に迷い込んだカエルの話

写真家、小説家などの創作活動にあこがれるカエルが、ふとしたきっかけで富士山の麓にある創作の森に迷い込んでしまったお話

超ショートショートの不思議な世界 地球防衛軍

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「地球防衛軍」

 

 僕はみっちゃんと喧嘩をした。つまらない意地の張り合いだった。でもごめんねって言えなかった。帰り道、落ち込んでいた僕は道端に転がっていた銀色の灰皿のようなものを思い切り蹴とばした。灰皿のようなものはカーンと大きな音を立ててガードレールにぶつかり川に落ちた。

 畑に落ちていた銀色のペンのような物体をカラスが見つけ、くわえて空に舞い上がりアスファルトの道路に落とした。ペンのような物体は転がってグシャッと音をたてて車に轢かれた。

 水中を進む金色に輝く小さな物体、それめがけてブラックバスが猛然とアタックし飲み込んでしまった。

 ここは宇宙空間、地球侵略をたくらむ母船に地球偵察に旅立った宇宙船から次々とSOSが飛び込んでくる。

 地球には、完璧にコントロールされた恐ろしく凶暴で巨大な生物たちで組織されている地球防衛軍の部隊がいたるところに配置されています。侵略なんて不可能です